就職

卒業生の声

  1. トップ
  2. 就職
  3. 卒業生の声

卒業生の声

平成29年3月卒業 第30期生 奥土居くん

 波方校を卒業して、自動車運搬船の甲板員として自動車、自動車部品を日本各地へ運んでいます。
 普段の仕事内容は、操船や見張りといった航海当直から、車の積み付け状況やラッシングの確認を行う荷役当直など、安全運航に係わる業務に従事しています。
 私は、普通科の高校からの入学で、船についての知識がゼロからのスタートでしたが、卒業時には3級海技士の筆記試験に合格できました。専門的な知識が無くても心配ありません。
 乗船期間は3ヵ月と長いですが、その分1ヵ月と長い休暇を取る事ができるので、その休暇を利用して、いろいろな場所に旅行へ行き、趣味であるの写真撮影をするなど、有意義な時間を過ごしています。
 大海原で活躍できる船員という仕事について、とても満足しています。


平成30年3月卒業 第31期生 黒田さん

 私は幼い頃、屋久島に住んでおり、自然豊かな環境で育ったため海が大好きでした。父親が漁師をしていたこともあり、私も将来は、船に乗って仕事がしたいと思い、来島海峡で実習ができる波方校の門をたたきました。
 卒業後は、内航タンカーに乗船して、レギュラーガソリン、軽油、ハイオクガソリン、ジェット燃料、ナフサなどの油種を運んでいます。
荷役中は、乗組員全員が甲板に出て、5つあるタンクの油面監視を行いながら、バルブの開閉を手動で行っています。通常は3時間くらいかかりますが、油種によっては7時間かかる場合もあります。ほぼ毎日荷役があるので忙しいですが、積み揚げのラインを覚えることができるので勉強になりますし、日々やりがいを感じることができます。
 役職に関係なく、全ての仕事を満遍なく教えていただいているので、船員としてのスキルアップができていると感じています。
 船に興味がある人は、来島海峡で実習することできる波方校で、勉強することをお勧めします。


平成30年3月卒業 第31期生 本郷くん

 現在は、コンテナ船に乗船しており、航海中の見張りや操船、気象観測、海図への位置記入等の航海当直を行っています。
また、航海中、電源を必要とする冷凍コンテナを積載している場合には、そのコンテナの温度管理も行います。
 出入港作業では、係留索の準備、レットロープ投げ、アンカースタンバイなどを行っています。甲板員は週替わりで船首、操舵、船尾担当となるので、覚えなければいけないことがたくさんあります。
 荷役作業は、航海中コンテナが荷崩れを起こさないように、固縛作業を行います。固縛作業はコンテナが全て積み終わる頃に行うので、それまでは錆び打ちやペンキ塗りなどの船体整備の作業を行うこともあります。
 船員のやりがいは、私1人では決して動かすことのできない大きな船を、乗組員全員の力で動かして目的地まで安全に運航した時の達成感だと思います。
 今はまだ甲板員で、上司の指示の下で作業を行うことが多くありますが、甲板員の間にいろいろなことを学び、二等航海士、一等航海士となるにあたっては、甲板員から信頼される人になりたいと思っています。

このページの先頭へ

国立波方海上技術短期大学校

〒799-2101 愛媛県今治市波方町波方甲1634-1 【地図】
TEL 0898-41-5278(教務課)