卒業生の声
卒業生インタビュー OB INTERVIEW
今乗っているのは、どんな船ですか?
日本製鉄株式会社向けに尻屋(青森)から室蘭(北海道)に運搬するセルフアンローダー搭載の石灰石専用船です。
船に乗っている乗組員は何人ですか?
14人です。甲板部9人、機関部4人、司厨部1人です。
どのような仕事内容ですか?
機関の運転保守と荷役を担当しています。
機関部の作業は主に定期作業やトラブル対応ですが、ポンプ等の機器の開放整備も行います。
荷役は、積荷中のバラスト操作、揚荷では実際に荷役装置の操作を行っています。
仕事で大変なことは何ですか?
機器の仕組を理解して整備・運転することです。
図面での構造確認や電気系統のトラブル対処など学校での勉強が生かされる場面も多々あります。
船は個室ですか?
個室です。Wi-Fiによるネット環境が整備されており、ほぼ携帯が使えます。
また、BS環境がありテレビはいつでも見ることができます。Blu-rayレコーダーもあるので部屋で退屈することはありません。
乗船パターンは?
基本的に3ヵ月乗船、1か月休暇です。
給与はどれぐらいですか?
乗船中で月に30万円前後です。また、休暇中も基本給が支給されます。
賞与は、年2回、組合船なので組合に準じた額が支給されています。
これからの目標は?
知識と技術を高めるのはもちろんですが、人間としても成長して人に頼られるような機関士になることです。
船員の仕事はどうですか?
3ヵ月乗船と聞くと長く感じますが、大変なことばかりではないので意外とあっという間です。また、長い休暇を好きなことに費やせるのは船員の特権だと思います。
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国立宮古海上技術短期大学校 教務課 学生課
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