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校長挨拶

 本校は、国土交通省が所管する国内最大の船員養成機関である独立行政法人海技教育機構(JMETS)が運営する学校です。その歴史は昭和15年に逓信省所管の宮古海員養成所として始まりました。時代の要請を受けて幾度も教育制度を変え、平成20年度から高等学校卒業者を対象にした国立宮古海上技術短期大学校となり、令和2年には創立80周年の節目を迎えました。

 本校の使命は、船舶に関する学術、技術及び航海訓練を教授し、優秀な船員を養成することです。主な就職先となる内航海運は、国内物流の約4割、石油製品・石灰石・製造工業品・鉄鋼などの産業基礎物資の輸送に至っては約8割を担い、日本経済や国民生活を支える上で重要な役割を果たしています。その船舶を運航している船員とは、操船を担う航海士であり、エンジンの管理を担う機関士です。近年、船員数が著しく減少しており、後継者の確保・育成が喫緊の課題となっています。船員の魅力は、大きな船の舵を操るだいご味、機械・電気類を扱うスペシャリスト、大自然を相手にする仕事など、たくさんあります。

 本校は、校内練習船をはじめ操船シミュレータなどの施設・設備が充実し、航海士や機関士の経験を積んだ教員が揃い、船員を育成する環境が整っています。校内で1年3ヶ月間の座学と実習、大型練習船で9ヶ月間の航海訓練を実施し、実践的な船員教育を一貫して行っています。わずか2年間で必要な知識・技術の基礎をしっかり学び、国家資格である海技士免許を取得することができます。また、1学年45名の少人数制であることから、きめ細かな教育ができることも本校の特徴です。

 本校が所在する宮古市は、三陸リアス式海岸の中間に位置する自然豊かなまちです。奥深い湾内には大型客船も接岸できる宮古港が整備され、カッターレースやボート天国などの海のイベントが毎年開催されています。ここで校内練習船やカッターにより実習を行っています。東日本大震災において、校舎は津波から免れたものの舟艇や艇庫は甚大な被害を受けましたが、1年程かけて復旧しました。また、復興道路の三陸沿岸道路(八戸~宮古~仙台)は令和3年中に全線開通の見通しであり、復興支援道路の宮古盛岡横断道路は開通しました。これにより宮古市から各方面への移動時間が大幅に短縮され、交通の利便性が向上しました。

 船舶の役割や船員の仕事は、社会にあまり知られていない現状がありますが、島国である日本にとって船舶は必要不可欠な輸送手段であり、そこで働く船員は日本の暮らしを支えていると言っても過言ではありません。船や海を相手にする仕事にやりがいや魅力を感じていただける方には、職業として船員を選択していただければ幸いです。

国立宮古海上技術短期大学校
   校長  佐々木 直人

お問い合わせ

国立宮古海上技術短期大学校 庶務課
電話:0193-62-2340(平日9:00~17:00) FAX:0193-62-5440

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国立宮古海上技術短期大学校

〒027-0024 岩手県宮古市磯鶏2丁目5番10号 【地図】
TEL 0193-62-5316(教務課)