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校長挨拶

     海技大学校長  石倉 歩

令和7年4月1日付、海技大学校の校長を拝命いたしました 石倉 歩(いしくら あゆみ) でございます。海技大学校長の重責と強い使命を感じております。先ずは前任の近藤宏一校長同様、よろしくお願いいたします。

海技大学校は、昭和20年(1945年)に海技専門学院として設置され、その後、昭和36年に改称されていますが、設置以来80年の歴史を有する船員教育機関です。この間、国の海運・船員政策の具現化を図り、また海運界のニーズを反映しながら、教育課程及び内容を度々改正してきました。この歴史の中で、本校としての大きな転換点は、平成13年の独立行政法人化に続き、平成18年独立行政法人海技教育機構となる海員学校との統合、さらには平成28年独立行政法人航海訓練所との統合により新生海技教育機構(JMETS)に生まれ変わったことが挙げられます。また、海運会社が一般大学卒の新人を自社養成の海技者とする新3級制度創設や、水先法改正による等級別免許制度の導入も本校の転換点と言えます。

 令和7年度からは、新3級制度を拡充し、海運会社の雇用船員ではない一般大学卒等の新人教育が開始されます。また令和8年度には「機関訓練センター」においてJMETS練習船、乗船履歴代替を視野に入れた陸上における教育・訓練の開始を目指しています。
 学校8校及び練習船5隻を有するJMETSには、我が国における船員養成の核として優秀な船員の養成を安定的に行うとともに、海上輸送の安全と安定に貢献することが求められています。業界の多様なニーズにも対応すべく新たな講習の構築や拡充に尽力しているところです。

 これからも教職員が一丸となって、目指すべきもの・あるべき姿を追究し、質の高い教育や熱意ある教員の育成に取り組み、船員教育・訓練機関としての存在意義をアピールするとともに、人材輩出、社会貢献、成果向上に努める所存です。また、学生等には知識・技術とともに安全意識を醸成させ、本質を忘れず品格をもって業務に臨めるよう指導して参ります。引き続きご期待に添えるよう尽力いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

お問い合わせ

海技大学校 管理部 庶務課
電話:0797-38-6201(平日9:00~17:00) FAX:0797-32-7904

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