周辺環境
○日本最大の海事都市今治に立地
今治市は、海運、造船、舶用工業といった海事関連産業が集積する日本最大の海事都市で、学校のすぐ近くにも多数の造船所や海運会社があります。在学中に造船所や来島海峡海上交通センターの見学、業界団体との意見交換会、国際海事展覧会バリシップへの参加といった行事があり、船の学習や就職に当たって、貴重な経験を積むことができます。
○ 来島海峡を実習海域とし、効果的な実習が可能
今治市波方町は海上交通の要衝である来島海峡に面しており、週2回の海上実習ではこの海域で校内練習船等の実習を行います。充実した航路標識、多数の通航船、複雑な地形と潮流など、他の船員教育機関にはない絶好の環境で密度の濃い実習を行うことができます。入学者が波方校を選んだ理由アンケートで、「来島海峡で実習できるから」がトップになっているほどです。
○ 瀬戸内の絶景で世界的に有名な「しまなみ海道」のスタート地点に立地
広島県の尾道市と今治市を結ぶ西瀬戸自動車道(通称「瀬戸内しまなみ海道」)は、多島美で知られる芸予諸島を7つの橋でつないでおり、自転車や歩行者も通行できることからサイクリストや外国人観光客にも人気の観光スポットになっています。今治側の起点となる糸山は本校のすぐ近くにあり、国際サイクリング大会「しまなみサイクリング」に参加する学生もいます。
○ 瀬戸内の穏やかな気候と豊かな自然に恵まれ、落ち着いた学習環境が自慢
高縄山系と石鎚山系に西南方を囲まれた今治は、気候温暖で自然豊かな町です。波方地区は古くから海運の町で船員に対する理解があり、町内運動行事などを通して地域住民との交流も盛んです。学校のキャンパスは低い山に囲まれ、海まで歩いて5分の静かな環境にあり、自転車で約15分の波止浜地区にはスーパーやコンビニ、ドラッグストア、郵便局、銀行などがあります。