実習内容
航機実技・海上実習の様子
・ロープの結び方を学ぶ
ツーハーフヒッチ、クラブヒッチ、ボーラインノット、エイトノットなど船で使われるロープの結び方を学びます。
・旗りゅう信号を学ぶ
旗を使用して通信する練習を行います。
・工具の説明を学ぶ
船内で使用する工具の名称や使用方法について勉強します。
・溶接の仕方を学ぶ
アセチレンガスを使用して鉄板を切断したり、電気溶接で金属同士を溶接します。
・船の操船を学ぶ
練習船くるしまで来島海峡航路を通航しながら操舵及び見張りのポイントなどを学びます。
・船のエンジンを学ぶ
船内の電源がない状態から機器を立ち上げる手順や入港後の機関終了手順を勉強する他、発電機の並列運転の操作法、機関室の火災、浸水など非常時における処置について学びます。
練習船航海実習
日本丸、大成丸など大型練習船で合計9か月(3か月×3回)の航海実習を行います。
(1)乗船式
波方校での座学や実習で学んだことを基盤として、実践力を養うための訓練が始まります。
(2)本格的な実習内容
学校の練習船より格段に大きな船体や機関に戸惑いながらも、長期の実習訓練を行うことで確実にスキルアップをしていきます。
(3)仲間達との交流
狭い船内の限られたプライベートスペースでも、全員でこの船を動かしているという自覚と責任感が自然と友情を深めさせていきます。
(4)自然の猛威
海の自然は優しくもあり、時には厳しくもあります。
航海中、嵐に遭遇することも。
(5)上陸の喜び
初めて訪れた港に上陸して観光するのが実習中の大きな楽しみです。
(6)下船式
楽しみな日であるとともに、お世話になった練習船と別れがたい日でもあります。
お問い合わせ
国立波方海上技術短期大学校 教務課
電話:0898-41-5278(平日9:00~17:00) FAX:0898-41-5038