平成27年4月の改正フロン排出抑制法の施行に伴い、業務用冷凍冷蔵空調機器への冷媒の充填や整備、定期点検、漏洩予防保全、機器廃棄時の冷媒回収の実施については、同法で言う「十分な知見を有する者」でなければ実施できないこととなりました。
一方、海技士(機関)の資格と実務(乗船)履歴がある船員であっても、「十分な知見を有する者」の要件のうち法令や最新のフロン類に関する情報等に関する一部の要件を満たさず、「十分な知見を有する者」とは認められていません。このため、従来どおりに船内での冷媒の充填や機器の点検、整備等行うためには、環境省・経済産業省により認証された研修コースを5年ごとに受講して、「十分な知見を有する者」としての技術者証を受有しておく必要があります。今般、JMETSでは海技免状取得者を対象として、両省の認証を受けた「海技者のフロン類取り扱い講習」を開講することにしました。
*講習についての各種資料(開催案内・申込書)については下記をクリックしてください。
【平成29年度開催日程】
実施時期 | 募集期間 | テキスト等及び 請求書発送 |
平成29年10月期 | 10月3日~13日 受付を終了しました。 | 11月上旬~中旬 |
平成29年12月期 | 12月1日~14日 | 1月上旬~中旬 |
平成30年2月期 | 2月1日~14日 | 3月上旬~中旬 |
STCW条約2010年マニラ改正及び国土交通省海事局からの通達に対応し、現役船員向けの基本訓練実技講習を開始しました。
同条約改正では、船舶という特殊環境で勤務するその職務の性質上、自身のみならず乗員・乗客の人命、さらには船体の安全確保を求められる全ての船員に対し、「船体放棄等の非常時における海上での最小限の生存能力」(個々の生存技術)や「火災の危険を最小限にし、かつ、火災を含む非常事態の即応体制を維持する能力」(防火と消火)等について、5年毎に知識・理解及び能力の基準を維持していることを証明することとされました。これを受け、海事局通達では、船舶所有者に対して、これら一連の能力証明を船員毎に実施することが義務付けられました。
JMETSでは、基本訓練として個々の船員の能力維持の証明を実技により行わなければならないものについて講習を行います。
*講習についての各種資料(開催案内・申込書・同意書及び健康状態確認書)については下記をクリックしてください。
【講習日程】
平成29年度講習日程その1:
実施地区 | 講習内容 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
---|---|---|---|---|---|---|
関東地区 | 個々の生存技術 | 12日(水) | 10日(木) | 21日(木) | 13日(金) | 17日(金) 受付を終了 しました。 |
関東地区 | 防火と消火 | 準備中 | 準備中 | 準備中 | 準備中 | 準備中 |
関西地区 | 個々の生存技術 | 31日(火) | ||||
関西地区 | 防火と消火 | 30日(水) | 27日(水) | 1日(水) 受付を終了 しました。 30日(木) |
||
九州地区 | 個々の生存技術 | 18日(火) | 17日(木) | 25日(月) | 17日(火) | 27日(月) |
九州地区 | 防火と消火 | 19日(水) | 18日(金) | 26日(火) | 18日(水) | 28日(火) |
平成29年度講習日程その2:
実施地区 | 講習内容 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|
関東地区 | 個々の生存技術 | 15日(金) 18日(月) |
26日(金) | 22日(木) 23日(金) |
9日(金) |
関東地区 | 防火と消火 | 準備中 | 準備中 | 準備中 | 準備中 |
関西地区 | 個々の生存技術 | 5日(火) 受付を終了 しました。 |
6日(火) | 13日(火) | |
関西地区 | 防火と消火 | 6日(水) 受付を終了 しました。 |
24日(水) | 7日(水) 受付を終了 しました。 28日(水) |
14日(水) |
九州地区 | 個々の生存技術 | 18日(月) | 15日(月) | 5日(月) | 12日(月) |
九州地区 | 防火と消火 | 19日(火) | 16日(火) | 6日(火) | 13日(火) |
【開催案内・申込書・同意書及び健康状態確認書】
個々の生存技術講習:
「関東地区」
「関西地区」
「九州地区」
防火と消火:
「関西地区」
「九州地区」
個々の生存技術および防火と消火セット講習:
「九州地区」
強制水先区を航行する船舶の船長に対する航海実歴回数軽減のための操船シミュレータ講習です。
水先法施行令、水先法施行規則及び関係法令の改正により、強制水先区を航行する船舶の船長に対する航海実歴認定制度(Pilot Exemption Certificate)において、航海実歴回数の軽減措置としてシミュレータを用いた講習が認められたことに伴い、この講習を実施するシミュレータ施設として国土交通大臣から認定を受け、実施しております。
期間:半日
講習日程:
実施日 | 実施回数 |
---|---|
平成30年1月15日(月) | 午前、午後 各1回 |
平成30年1月29日(月) | 午前、午後 各1回 |
平成30年2月5日(月) | 午前、午後 各1回 |
平成30年2月19日(月) | 午前、午後 各1回 |
平成30年3月5日(月) | 午前、午後 各1回 |
※平成30年4月以降の講習日については後日決定いたします。
講習時間: 午前の部 09:00~12:00、午後の部 13:00~16:00
自船になる船種: 講習中にシミュレータで使用する自船モデルを下記より選択し、お申込書にご記入ください。
【 一般船舶 】
船種 | 大きさ |
---|---|
ばら積み船 | 50,000DWT・70,000DWT・140,000DWT |
コンテナ船 | 4,000TEU・6,000TEU・8,000TEU |
貨物船 | 1,000GT・3,000GT・6,000GT・10,000GT |
自動車運搬船 | 6,000units |
カーフェリー | 19,000GT |
【 危険物船舶 】
船種 | 大きさ |
---|---|
油槽船 | 5,000DWT・30,000DWT・100,000DWT・260,000DWT・280,000DWT |
LNG船 | 135,000m3 |
SSO(船舶保安管理者)になる方に対する講習です。
期間: 2日
講習日程:
実施日 |
---|
平成29年 4月12日(水)~13日(木) |
平成29年 6月 1 日(木)~ 2 日(金) |
平成29年 7月25日(火)~26日(水) |
平成29年 8月30日(水)~31日(木) |
平成29年10月18日(水)~19日(木)受付を終了しました。 |
平成30年 2月 6 日(火)~ 7 日(水) |
CSO(船舶保安統括者)になる方に対する講習です。
受講資格: 船舶保安管理者講習受講済みの方。
期間: 半日
講習日程:
実施日 |
---|
平成29年 7月27日(木) |
平成29年10月20日(金) |
平成30年 2月 8日(木) |
限定救命艇手を取得するための講習です。
※平成29年度開催分の受付は終了しました。
期間: 3日
無線設備を有する総トン数20トン以上で、国際航海に従事しない船舶に乗船する甲板部職員に必要な第二級海上特殊無線技士の資格取得のための講習です。
期間:2日
電波法の規定に基づく船舶局無線従事者証明取得のための認定新規訓練です。
受講資格: 各級の総合無線通信士、海上無線通信士(第四級を除く。)又は第一級海上特殊無線技士の資格を有する方。
期間: 3日
乙種危険物等取扱責任者資格の資格取得と、新任海員の各種タンカーにおける安全管理技術の向上を図ります。
期間: 1日
IMO Model Course 1.27 (2012edition) に則ったECDIS講習を実施しております。
本講習で Generic 訓練及びType Specific 訓練を修了できます。
詳細は開催案内をご覧ください。
期間: 5日
講習日程:
実施日 | 使用機器 |
---|---|
平成29年11月6日(月)~10日(金) | 東京計器株式会社 |
平成29年12月18日(月)~22日(金) | 東京計器株式会社 |
平成30年1月22日(月)~26日(金) | 古野電気株式会社 |
平成30年2月26日(月)~3月2日(金) | 日本無線株式会社 |
平成30年3月5日(月)~9日(金) | 日本無線株式会社 |
その他に各種講習を行っておりますので、詳しくは下記までお問い合わせください。
TEL: 0797-38-6235/6217(直通) FAX: 0797-32-5955
e-mail: contact-kikaku-kaidai[at]jmets.ac.jp
[at]は@と読み替えてください。
※期間は、実授業日数であり、日、祝日等をはさむ場合、その日数分、延長される場合がございます。
現在準備中。
現在準備中。