実習内容
学校の実習
航海実技
船では港に係留したり、貨物を固定したりするためロープを使用する場面が多くあります。航海実技では、実習でさまざまな結びやロープの加工方法などを学びます。
機関実技
船上では、船内の材料と工具を用いて修理をしなければならないときがあります。機関実技では金属加工、ガス溶接、エンジンの分解・組立・調整などを学びます。
海上実習
校内練習船かざはやに乗船し、清水港及び周辺海域で操船や機関の運転実習を行います。長さ20メートルほどの船ですが、レーダーや自動操舵装置などの基本的な機器を装備しており、船舶を安全かつ効率的に運航する能力を養います。
カッターは、12人の漕ぎ手と指揮者が一体となって運航する手こぎのボートです。船員養成のための伝統的な実習で、体力増強の他、コミュニケーション力、チームワーク、リーダーシップが身につきます。
大型練習船の実習
2年生からは海技教育機構の大型練習船での乗船実習が始まります。4月~6月、7月~9月、10月~12月の3カ月単位で練習船を乗り継いで、日本各地のさまざまな港を巡ります。船員と同じように船内生活をしながら訓練を行うものです。4人部屋や6人部屋での船員生活で育まれる仲間の連帯感や、寄港地での観光や食事も乗船実習の大きな魅力です。
お問い合わせ
国立清水海上技術短期大学校 教務課
電話:054-334-0922(平日9:00~17:00) FAX:054-334-3400