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卒業生の声

自分で大きな船を動かしたいので、航海士として頑張ります!

 実家が海の近くで、祖父が船乗りという環境で育ったため、幼い頃から自分も船乗りになって世界中を旅したいと思っていました。高校は親の薦めで工業高校に行きましたが、それでも船に乗りたいという夢をあきらめきれず、たまたま同じ高校から進学した先輩がいた国立清水海上技術短期大学校に進学しました。船乗りは「航海士」と「機関士」の二つの職種がありますが、この学校ではほぼ全員が両方の資格を取得するため、毎年多くの海運会社から求人が来ます。私は地元の大手海運会社を選びました。就職試験における面接では「私は工業高校出身ですが、自分で大きな船を動かしたいので、航海士として頑張ります!」と宣言しました。
 現在の私の仕事は、瀬戸内海を中心に海上輸送を行う貨物船の二等航海士です。船上での勤務時間は昼の12時から16時までと深夜0時から朝4時までで、三交代制の一端を担っています。私は主に船橋で操船を行い、シケの海域を通過する時は、海面のうねりを見て横波を避けるように操舵を行ったり、瀬戸内海で他船とすれ違う時には無線で連絡をとって衝突を防いだり、狭い海域を通過する時は先輩の後ろで操舵を勉強したりと、常に緊張しながら仕事に取り組んでいます。でも、ライトアップされた瀬戸大橋を真下から見上げたり、全国の港で観光が楽しめたりするのは、この仕事の大きな魅力です。

  2014年3月卒
  二等航海士 鈴木佑祈さん

ここで一緒に困難を乗り越えた友人は、就職後も互いに助け合える仲間です。

 私は子供の頃から海が大好きでした。
 中学生の時に船乗りという仕事があることを知り、海の上で大きな船を動かしながら生活するという仕事にロマンを感じ、「いつか私も船乗りになる!」と決めていました。
 船乗りになるために入学した国立清水海上技術短期大学校では、実習を通して座学で学んだ知識を定着させることが出来ました。特に2年次に参加した全9ヶ月の大型練習船での実習は一番の良い思い出です。友人と寝食を共にし、辛い時には励ましあいました。船から見た大海原の風景は一生忘れません!
 また、練習船での実習や、寮での生活を通じ、集団生活を体験します。ここで一緒に困難を乗り越えた友人は、就職後も互いに助け合える仲間です。
 現在は、三等航海士として貨物船に乗船し、海上での操船や、港での甲板機械操作を担当しています。自然が相手なので大変です。しかし、美しい朝焼けや、満天の星空と出会えることは、この仕事ならではの楽しみです。

  2015年3月卒
  三等航海士 田代かのんさん

お問い合わせ

国立清水海上技術短期大学校 教務課
電話:054-334-0922(平日9:00~17:00) FAX:054-334-3400

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国立清水海上技術短期大学校

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TEL 054-334-0922(教務課)