就職
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私たちの豊かな生活を支えるためには物資の輸送が必要です。港と港との物資や旅客の輸送には、タンカー、フェリー、貨物船など様々な船が活躍しています。周囲を青く広い海に囲まれた私たちの国、日本において、国内輸送の約45%をになう内航船による海上輸送は、なじみ深い輸送機関です。
しかし今、その船に乗り込む船員が足りません。若い船員への期待と需要は増すばかりです。本校の学生(ひと学年115名)には、私たちの生活を支えている内航船舶、港で働くタグボートや作業船、フェリー等から毎年1000名を超える求人が集まっています。
就職について
昨年度は全員が船員になりました。
船舶に関する技術と国家資格である海技士資格を身につけた本校の卒業生には多くの船会社の期待が集まります。専門の船員教育を行い、船舶職員の国家資格を取得できる本校の教育システムは海運業界から高い評価を受けています。
そうした信頼感を背景に、船会社などから多数の求人がありますので、安心して就職活動を行うことができます。在学中に、船の種類や船会社、海上生活について学び、自分に合った就職先を選択してください。
2023年度卒業生(107名)の進路先
海事関連就職者 100名
進学者 6名
(進学先は海技大学校)
就職率 99%
(就職希望者101名に占める割合)
海事関連就職率 98%
「内航海運」とは
「内航海運」とは、船で国内の港から港へ貨物を運ぶことです。日本は島国なので昔から船での輸送が盛んに行われてきました。
現在では、約6,000隻の内航船が国内貨物輸送の約4割を扱っています。そのうち9割が産業基礎資材(石油製品、鉄鋼、セメントなど)であり、日本の産業を支えています。さらに、わたしたちの生活に必要な食料品、日用品なども運ばれています。
内航海運は、エネルギー効率、二酸化炭素排出量などで、地球環境にやさしい21世紀型の輸送手段として注目されています。
内航海運の主な船種
お問い合わせ
国立清水海上技術短期大学校 教務課
電話:054-334-0922(平日9:00~17:00) FAX:054-334-3400