「銀河丸」シンガポールを出航し復航を開始！

2017年08月23日

～ マラッカ海峡・オイルロードを体験した実践的な遠洋航海に ～

　JMETS（海技教育機構）の練習船「銀河丸」が、延べ6日間の停泊を終え平成29年8月22日(火)14時（現地時間）、シンガポール港（パッセンジャーターミナルCC02岸壁）を出航しました。

　停泊中は、往航の疲れをとるために休養をとり、定番のマーライオンやセントサ島、ユニバーサルスタジオ等の観光や市内での買い物等で過ごしたり、また、現地在勤の旧友との再会を果たし親交を深めるなど、各人思い思いの過ごし方を満喫し、復航に向けての鋭気を養いました。

　今回のシンガポールへの遠洋航海では、世界貿易量の約半分、世界の石油供給量の約3分の1が通過する、世界でも有数な輻輳海域であるマラッカ海峡を目の当たりにし、日本経済と国民生活を支える中東とのオイルロードを実際に航海した体験は、今後の社船での業務に大いに役立つことが期待されます。

　21日にはマラッカ海峡で米イージス艦とタンカーの衝突事故があったばかり、熊田船長は「安全第一、健康第一で帰りの航海に臨みます」とコメント、復航でも厳しい訓練を重ねながら、一路、9月4日（月）の大阪港（天保山岸壁を予定）入港を目指します。