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平成30年理事長年頭挨拶

2018年01月04日

 ~平成30年 新年のご挨拶~

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、新たな心持ちで新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。また、日頃より海技教育機構(JMETS)の事業にご理解とご支援をいただいておりますことに、改めて御礼を申し上げます。

 2018年となり、統合後2年弱が経過したわけですが、平成30年度は私どもの中期5か年計画の折り返しの年となります。これまで組織の地盤固めを着実に進め、官民連携による六級海技士養成、STCW条約に対応した新たな基本訓練(救命、消火)等の新たな教育も開始いたしました。2月からは極海航路の講習を開始するとともに、次年度からはガス燃料船といった新しいニーズに対応した教育カリキュラムの構築等にも取り組む所存です。

 また、練習船の一般公開、学校教育施設のオープンキャンパス(スクール)等の他、国土交通省、日本船主協会、内航海運組合総連合会、日本海事広報協会等の外部組織とのコラボレーションによるシップスクール等の開催により海事思想の普及にも力を入れています。

 更には「JMETS練習船カレー」に加え「UW手ぬぐい(「貴船の安全な航海を祈る」の意味)」を外部業者との協働で販売を開始し、JMETSの事業や船員教育への理解を深めるとともに、賛助会員制度を企画するなど知恵を絞り自己収入の確保、サポーターの獲得にも努めているところです。

 国の厳しい財政事情を受け運営費交付金が制約される中、施設の老朽化も進み、機構の運営は厳しい面がありますが、引き続き海運業界等の皆様のニーズに応えられる教育訓練を持続的・安定的に行っていけるよう、努めてまいります。

 そして何よりも重要なのは安全・安心な教育体制の確保です。昨年当機構の練習船「青雲丸」において実習中の学生について起こった一連の事案については、今後まとめられる第三者委員会からの提言を全役職員が真摯に受けとめ、再発防止に努めてまいる所存です。

 本年も役職員一同、全力を尽くしてまいりますので、引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願いいたします。

                                 平成30年1月4日
                                独立行政法人海技教育機構
                                理事長 野 崎  哲 一

お問い合わせ

総務部 総務課
電話:045-211-7303(平日9:00~17:00) FAX:045-212-0006

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