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大成丸・青雲丸・海王丸でシップスクールを開催

2018年01月24日

 大成丸・青雲丸・海王丸でシップスクールを開催

 ~高校生・中学生・小学生が船の原体験~

 1月16日(火)、練習船「大成丸」「青雲丸」は、それぞれ寄港中の鹿児島港・門司港において、地元の高校生・中学生を対象にしたシップスクールを開催しました。また、1月19日(金)には細島港寄港中の練習帆船「海王丸」が、小学生を対象にしたシップスクールを開催しました。

大成丸を見学する高校生

 鹿児島港停泊中の大成丸では、鹿児島県立鹿児島水産高校海洋科の1年生35名が、鹿児島運輸支局職員、引率の先生とともに乗船し、船長・機関長の挨拶の後、3グループに分かれて船内を見学しました。

 船内では、船橋や機関室をはじめとした船内運航にかかわる重要箇所だけでなく、実習生居住区を見学したり、実習で用いる実習船橋で操船シュミレータなどを体験したりしたのち、最後は大成丸の前で記念撮影をし無事終了となりました。高校生達は皆おそらく初めての大型練習船を見学して大きな刺激を受けていたようです。

青雲丸で講義を聞く中学生

 また門司港の青雲丸では、北九州市立門司中学校1年生の7名が船内見学をしました。船長の挨拶を受けた後、航海士に案内されて船内見学をした生徒達は、質疑応答時間になると「過去にどんな船に乗ったことがありますか」「今後練習船以外に乗りたい船は?」「船酔いはありますか」「どんな資格が必要ですか」「なぜ船員として就職したのか」などと積極的に質問をしてくれました。最後には「想像よりも船は大きかった」「船内の階段昇降が大変だった」「船の構造が少し分かった気がした」などの感想が寄せられ、感激した様子で学校へと帰っていきました。

海王丸で記念撮影する小学生

 19日午後に細島港で行われた海王丸のシップスクールでは、日向市立日知屋小学校6年生36名が訪れ、職員に引率されてデッキ上、船橋、無線室などを見学しました。珍しい帆船の実習訓練や船上生活の様子などを知ってもらうことができたと思います。

 今回の見学を通じて、参加してくれた皆さんのうち何人かでも、船・海に魅力や重要性を感じて、船舶職員や海事産業職員という仕事を将来の職業選択の一つとして考えることになってくれればとても嬉しく思います。

 JMETSでは、海や船への理解を深めていただくため、今後も各寄港地でこのようなシップスクール等を行い、海事思想普及活動に努めてまいります。

お問い合わせ

広報室
電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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