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JMETS練習船大成丸で内航海運事業者視察会を開催
2018年02月07日
~広島港にて 教育訓練における船社との連携、協力を深めるため~
JMETS海技教育機構は平成30年2月2日(金)、広島港(広島県広島市)に停泊中の練習船「大成丸」(船長:奥 知樹)において、内航海運事業者視察会を実施しました。本視察会は、訓練の実態を理解していただくともに、教育訓練における海運事業者との連携・協力を深めることを目的として実施され、広島近郊の内航海運事業者6社、計10名の方々にご参加いただきました。
大成丸には内航船員を目指す海上技術学校(小樽・唐津・口之津・館山)の実習生108名が乗船しており、航海系の実習生はバラスト操作やスプライス加工など、また機関系の実習生はポンプ発停や配電盤操作などを行いました。
参加者の皆さんは熱心に視察され、意見交換会では、「JMETSから採用した新人船員は礼儀正しく、先輩からの評判が良い。」「段階を踏んで細かく指導していると実感した。この指導法を船社でも活かしたい。」「シーマンシップをより重視した教育をお願いしたい。」等の意見をいただきました。また、アンケート結果によると、新人船員に求めるものについて、「コミュニケーション能力」が多くの参加者から挙げられました。
今回いただいた貴重なご意見は、今後の学校教育や訓練実習に生かし、業界ニーズに応えられる船員教育を行っていきたいと思います。
視察風景
意見交換会風景
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