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練習船「大成丸」が広島で内航海運事業者視察会を開催

2019年11月05日

 JMETS(独立行政法人海技教育機構)は、令和元年11月1日(金)、広島港宇品岸壁(広島県広島市)に停泊中の練習船「大成丸」(船長:阪本義治)において、内航海運事業者視察会を開催しました。

【内航海運事業者視察会概要】

目 的:
内航海運事業者を対象に、実習訓練状況を紹介するとともに意見交換会を開催し、実習訓練の改善及び質の向上を図る。
参加社:貨物船4社、旅客船3社、タンカー2社、計9社13名
内 容:
1.実習状況視察
<航海系> ①救命艇取扱実習 ②コンディション計算、バラスト操作実習 ③水路図誌取扱実習
      ④操船シミュレータ実習 ⑤甲板機械取扱実習 ⑥スプライス実習(ロープワーク)
<機関系> ①補機運転操作実習(発電機原動機、ポンプ等) ②配管調査 ③整備作業
2.意見交換会
実習生:国立清水海上技術短期大学校専修科 106名(11名)

 参加者の感想として「自分が実習生の頃と大きく異なり、受動的実習から能動的実習への変化を感じました。インストラクションや図面を基盤としての教育訓練は非常に重要と考えます。」「船をとてもきれいに維持されているのに感心しました。学生の実習を拝見させていただき大変勉強になりました。」「小グループで教えているのがよい。」「教官、実習生ともに熱心に取り組む姿勢が見られた。」などの声をいただいたほか、新人船員に求めるものとして、「コミュニケーション能力」「真面目さ」「積極性」などが多く挙げられました。
 今回いただいた貴重なご意見は、今後の学校教育や訓練実習に生かし、業界ニーズに応えられる船員教育を行ってまいります。

救命艇取扱実習視察風景

機関実習視察風景

練習船「大成丸」の概要(4代目)

船  名:大成丸(たいせいまる)
総トン数:3,990トン
全  長:91.28m
乗 組 員:船長、機関長ほか 45名

お問い合わせ

広報室
電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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