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JMETS練習船が東京消防庁の訓練に協力しました
2020年01月08日
JMETS(海技教育機構)は、東京港晴海埠頭に停泊中の練習船青雲丸において、東京消防庁が実施する消防訓練に協力しました。
東京消防庁は職員の船舶災害に対する能力向上のため、多くの職員に船舶の船体構造や消防設備等の理解を深めさせることを目的に、東京港を利用する関係事業者と連携し、様々な訓練を実施しています。今回は、消防艇「おおえど」の塔体(とうたい)を活用した大型船体への消防部隊の投入、被災した船舶からの要救助者の救出訓練の実施に、JMETSが協力したものです。
日 程:12月23日(月)、24日(火)、25日(水)の3日間 9:30~12:00
参加部隊:消防艇「おおえど」、月島はしご小隊、安全管理及び係員等 3日間合計80名
訓練内容:消防艇「おおえど」を「青雲丸」に接舷させて船首・船尾に係留索を設定し、
以下の訓練を実施する。
(1)架梯訓練 (2)架梯進入脱出訓練 (3)要救助者救出訓練
※ 架梯(かてい):はしごをかけること
訓練終了後には、東京消防庁の訓練担当者から「おおえどの塔体は稼働範囲に制限があるため、船舶への接舷位置を素早く見極めることが重要です。実際に船舶を用いての接舷訓練は消防庁だけでは実施できないため、今回の訓練は隊員達にとって貴重なものになりました」との感想をいただきました。
JMETSでは、今後も関係機関と協力し、船舶における訓練等の社会貢献を行って参ります。
架梯訓練
要救助者救出訓練
(中央部が塔体(とうたい))
消防艇「おおえど」
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