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練習帆船「海王丸」がウラジオストクで 各国首脳の参加する表彰式にて記念カップ授与

2018年09月19日

JMETS(独立行政法人海技教育機構)の練習帆船「海王丸」(船長 熊田公信)は、ロシアのウラジオストクに寄港し、「極東帆船レガッタ2018」関連行事に参加しました。
「極東帆船レガッタ2018」は極東各国の帆船10隻が参加し、韓国・麗水(ヨス)から、ウラジオストクまでのレースから始まり、ウラジオストク港内では湾内レースや帆船パレード、参加帆船の一般公開等の行事が行われました。
「海王丸」はレガッタ主催者からの要請を受け、9月10日(月)から14日(金)までウラジオストクに寄港し、「極東帆船レガッタ2018」の関連行事である帆船パレードや一般公開等に参加しました。
9月12日(水)、同時期にウラジオストクで開催されていた東方経済フォーラムの会場で行われた帆船レガッタ表彰式では、安倍総理大臣やロシアのプーチン大統領、中国の習国家主席ら、各国首脳から参加帆船の船長へ記念カップが手渡されました。JMETS野崎理事長及び「海王丸」の熊田船長へは韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相より記念カップが渡されました。
9月14日(金)ウラジオストクを出港した「海王丸」は、本日9月19日(火)、横浜へ帰港しました。

■練習船「海王丸」の概要

船 名:海王丸(かいおうまる) 
総トン数:2,556トン
全 長:110.09m
船 長:熊田 公信(くまだ きみのぶ)
乗組員:船長、機関長ほか50名
実習生:海上技術短期大学校(宮古)       :専修科39名(2名)
    海上技術学校(小樽・館山・唐津・口之津):乗船実習科75名(1名)
    計114名(3名) ()内は女子数

「海王丸」(ウラジオストク港にて)

帆船レガッタ表彰式の様子
(copy right ©STI)

左から野崎理事長、熊田船長、李首相
(copy right ©STI)

■帆船パレードの様子

パラダ、ナジェジュダ

海王丸

9月11日(火)に行われた帆船パレードでは、各国の帆船が、ナジェジュダ(ロシア)、パラダ(ロシア)、海王丸(日本)、ビマスチ(インドネシア)、コレアナ(韓国)、Ami(日本)の順に一列に隊列を組み、アムール湾を二周してウラジオストク海岸線から見学者を楽しませていました。

■実習生による市内パレードの様子

9月12日(水)、ウラジオストク市内を海岸通りにて帆船の乗組員によるパレードが行われました。海王丸からは実習生が参加し、沿道の市民から熱烈な歓迎を受けました。

■一般公開の様子

9月12日(水)、13日(木)には一般公開を行い、二日間で合計3,783名の見学者が訪れました。
終了間際まで行列ができるほどの盛況で、実習生は事前に勉強したロシア語を使いながら挨拶をし、見学者からの質問にも、身振り手振りを交えながら応えていました。

お問い合わせ

広報室
電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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