「大成丸」が小豆島の小学校と交流事業を実施します
2018年10月25日
~ 船員への道のりを多くの子供達に知ってもらうため ~
JMETS(海技教育機構)は、小豆島町の要請により、今年度から同町との交流事業を実施いたします。第一回目の交流事業として、平成30年11月9日(金)に、小豆島沖(香川県)に停泊中の大成丸において、小豆島の小学校児童へのシップスクールを実施します。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、古来より海路の要衝として栄えてきましたが、陸上交通の発展に伴い航路の衰退や少子高齢化による船員不足等が深刻になってきています。このような状況の中、小豆島の自然や歴史、文化、産業、暮らしを守るためには、航路の維持と船員の確保育成が望まれています。
そこで、小豆島町と協力し、「海」と「船」を学ぶ新しい場の創造を目指し、JMETSの練習船と小豆島の小学校児童との交流事業を下記のとおり実施します。
【交流事業の概要】
■開催日時:平成30年11月9日(金) 13:45~14:45
13:30草壁港桟橋海上タクシー発 15:00 草壁港桟橋海上タクシー着
荒天時の予備日 11月12日(月)13日(火)
■開催場所:草壁港沖錨泊中の大成丸内
■開催内容:苗羽小学校の6年生が大成丸に乗船し、船内を見学させる。大成丸の教官が、実習生の一日や船員になるための道のりなどについてお話する。
【練習船「大成丸」の概要】
総トン数:3,990トン 全 長:91.28 m
船 長:阪本 義治 (さかもと よしはる)
機関長:下川 忠 (しもかわ ただし)
乗組員:船長、機関長ほか47名
実習生:101名(うち女性4名)
国立宮古海上技術短期大学校 専修科 18名
国立波方海上技術短期大学校 専修科 83名
JMETSでは今後も、より多くの船員を育てていくため、関係機関と協力し海事思想普及活動に尽力してまいります。
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