練習帆船「海王丸」が遠洋航海に出航します
2019年04月12日
~神戸港からオーストラリアのダーウィンへ、出航式も開催~
平成31年4月26日(金)14時、JMETS(独立行政法人海技教育機構)の練習帆船「海王丸」が、神戸港から、オーストラリアのダーウィンへ向けて約2ヶ月間、往復約14,000キロに渡る遠洋航海に出航します。
練習船のダーウィンへの入港は、昭和55年の進徳丸以来39年ぶりとなります。
ダーウィンには6日間停泊し、その間船長レセプションや市長表敬訪問を行うなど、現地の方々との交流を予定しています。
赤道を挟み南北に渡る今回の遠洋航海では、日本のエネルギー産業の根幹のひとつである豪州航路を通じて、南半球特有の気象・海象、天文航法を学びながら、航海当直、シーマンシップ、機関の運転・整備、緊急事態への対応等、船舶の運航に関する知識及び技能を習得するとともに、外国寄港地における国際親善に寄与することを目的として、ダーウィンへ寄港します。
神戸港出航時には、出航式を開催し、登げん礼※を行います。一般の方も岸壁から間近で見送ることができます。多くの方のお見送りをお待ちしています。
※登げん礼:船舶の出港時に実習生・乗組員が甲板に整列して見送りに来た人々に敬意を表する礼式。
■航海スケジュール
平成31年4月26日(金)13:00 出航式(海王丸船上)
14:00 神戸発(神戸港新港ふ頭第一突堤C岸壁)
令和元年5月6日(月)赤道通過予定
5月 17日(金)ダーウィン着
5月 22日(水)ダーウィン発
6月 8日(土)神戸着
天候等により予告無しに予定が変更となる場合があります。
■練習船「海王丸」の概要(愛称「海の貴婦人」)
船 名:海王丸(かいおうまる)
進水日:1989年3月7日
総トン数:2,556トン
全 長:110.09m
船 長:外谷 進(とや すすむ)
機関長:寺尾 司(てらお つかさ)
乗組員:船長、機関長ほか55名
実習生:東京海洋大学、神戸大学 56名(内女子6名)
海技大学校 39名(2名)
海洋研修生5名(1名)・指導員2名
合計102名(9名)
練習帆船海王丸出航式の取材について
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