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JMETS館山校で食中毒防止講演会開催

2019年06月18日

~船員としてだけでなく、日常生活にも役立てるため~

JMETS国立館山海上技術学校(校長:森 真 千葉県館山市)において、「食中毒防止講演会」が開催されました。食中毒の流行る夏を目の前にしたこの時期に、寮生活で食中毒が起きないよう、また、将来船員になったときに調理作業を担当することを想定し、開催されたものです。

【食中毒防止講演会概要】
開催日時:令和元年6月13日(木)
目  的:食中毒の流行る夏を前に、船員を目指す者として、食品の衛生管理の大切さを学ぶため
対  象:国立館山海上技術学校 全学年生徒120名 
講  師:安房健康福祉センター 健康生活支援課  副主幹 小林 文孝 氏
内  容:1)食中毒と原因菌 2)食中毒菌の特徴 3)食中毒の予防
感  想:
「食中毒は加熱をすれば防げると思っていましたが、熱に耐えることができるものや水で流して防げるもの、冷蔵冷凍をしないと防ぐことができないものもあるので、食中毒を甘く見てはいけないという気持ちが生まれました。また、食品に毒素が入っていても味やにおいは変わらないので判りにくいということや、食中毒菌を持っていても症状が出ずに気づかないこともあるということも判りました。」(3年生)
「食中毒の種類が20種類もあるとは知りませんでした。一番勉強になったのがカレーです。私は今までカレーはスパイスが入っているので食中毒とは関係ないと思っていましたが、よく煮込んだカレーでも食中毒になることを知りました。ウエルシュ菌という食中毒菌が入っていて酸素が苦手だとのことなので、よく空気を含ませながらカレーを混ぜるのが大切だと思いました。魚のアニサキスにも気をつけたいと思いました。」(2年生)
「何らかのウイルスに感染し、吐いたものがあったら2m以上は離れなければならないことが解りました。正しい処理方法も解ったので、今後も生かしていきたいと思いました。衛生管理は食物だけでなく普段の生活でも気をつけていき、衛生面を気遣える船員になりたいと思いました。」(1年生)

JMETSでは今後も、学生、生徒たちに、衛生管理の大切さを伝える教育を行ってまいります。 

食中毒防止講演会の様子

お問い合わせ

広報室
電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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