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JMETSが宮古市にカッターを寄贈しました

2019年10月28日

 JMETS(海技教育機構)は、10月21日(月)、館山海上技術学校が所有していたカッター(長さ6m)を宮古市に寄贈し、宮古市長より感謝状をいただきました。

 宮古市は全国唯一の長さ9mカッター(以下、9mカッター)を使用する市民レースが実施されており、宮古市民のカッターに対する思いは非常に熱いものがあります。しかし、女性や年少者などの一般市民が最初から9mカッターを扱うのは難しいため、より扱いやすい6mカッターの入手を希望する声が、宮古市より宮古校に寄せられていました。
 一方で、館山校には10年前に千葉新宿海洋少年団から館山海上技術学校に無償譲渡された6mカッターが、艇庫に仕舞われた状況にあり、当初は館山校カッター部で横浜港カッターレース及び全日本女子カッターレース大会に向けた練習に使用していましたが、現在同部は9mカッターを使用した練習に重点を置いています。
 そこで、館山校で使用していない6mカッターを、宮古校へ輸送し宮古市(宮古市体育協会)に譲渡することを決定しました。
 輸送に際しては、移送費の負担を生じさせないようにするため、練習船青雲丸が10月初旬に館山湾に錨泊し、10月中旬に宮古港に寄港する予定であったことから、同船で輸送することとしました。
 今回10月21日(月)に宮古港に入港した青雲丸から、無事宮古市にカッターを引き渡すことができ、24日(木)に宮古市役所を表敬訪問したJMETS野崎理事長が、山本正徳市長より、館山校及び青雲丸への感謝状を授与されました。カッターは、今回の輸送に尽力した青雲丸にちなみ、「せいうん」と命名されました。
 今後、宮古校は、宮古市が行う海事思想の普及を目的とした活動に協力することとなっています。

 JMETSの各学校は、今後も地域と密着して海に親しみ、海の魅力を伝えて参ります。

 

感謝状を授与される野崎理事長

「せいうん」と名付けられたカッター

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電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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