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JMETS練習船「大成丸」が小豆島で初のリモートシップスクールを開催しました

2020年11月17日

       ~ コロナ禍における新たな試みとして ~

独立行政法人海技教育機構(JMETS)は、令和2年11月11日(水)9:35~11:15、小豆島沖(香川県)に錨泊中の大成丸と、小豆島町立安田小学校をWeb会議システムでつなぎ、5年生23名を対象にした、初のリモートシップスクールを開催しました。

◯ JMETSは船員の減少に悩む小豆島町より要請を受け、2018年から年1回の交流事業を行っています。3回目となる今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでのように小豆島沖に錨泊中の大成丸を訪れることができなかったため、Web会議システムを用いたリモートシップスクールを開催しました。
◯ シップスクールでは、大成丸の教官が、船の役割や船員の仕事、大成丸での実習の様子について、スライドを用いてお話をしました。また、今回のシップスクールのために特別に作成した大成丸の船内案内動画や、実習生の一日を紹介する動画を放映しました。
◯ シップスクールの合間の休憩時間には、制服の試着会を実施し、児童らに船長や機関長になった気分を味わってもらいました。お互いの制服姿を見て、大喜びの様子でした。また、最後には船長からのサプライズプレゼントとして、児童たちにJMETSエコバックや「船と海かるた」を送りました。
◯ 質疑応答では参加した児童から、「船で使う水はどこから持ってきているのですか」といった質問がでるなど、船での生活に興味を持ってもらえた様子でした。最後には、代表の児童から、「貴重な体験ができた。これから船に乗ったときは、今日教えてもらったことを思い出したい。」との感想が寄せられました。
◯ また、大成丸は子供達に遠くから見て喜んでもらえるよう、今回特別に、小豆島沖で夜間にイルミネーションを点灯しました。JMETSは今後も、多くの子供達に船の魅力をお伝えできるよう、広報活動を行ってまいります。

【大成丸概要】
総トン数:3,990トン 全長:91.28m 進水:2013年7月25日
船長:岡村 知則 機関長:寺尾 司
 

リモートでつながった教室と大成丸

画面越しにお話しする船長、機関長

教室でお話を聞く児童たち

制服を着た児童たちの集合写真

大成丸から見た小豆島

お問い合わせ

広報室
電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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