練習船で修了式を実施

2020年12月18日

　　　　　　　　～　252名が所定の実習訓練を修了～

　12月6日（日）～12月10日（木）にかけて、海技教育機構（JMETS）の練習船「海王丸」「銀河丸」「青雲丸」において修了式が行われ、実習生166名が下船しました。また、12月27日（日）には「大成丸」においても修了式を予定しており、海上技術短期大学校及び海技大学校の実習生総勢250名が乗船実習を修了します。

◯　今年度の乗船実習は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、4月から6月末まで中断を余儀なくされ、7月の訓練再開以降も計画を大きく変更しましたが、国からの乗船履歴の特例措置、機構独自の新型コロナウイルス対策ガイドラインに則った感染防止対策を実施することにより、166名の実習生が無事に乗船実習を修了することができました。
◯　青雲丸の修了式では、熊田公信船長から実習生に、「皆さんは就職先の船舶を運航させるだけでなく、日本という船を動かすことになるのです。自分を信じて来年3月までの学校での仕上げの勉学に励んでください。」との訓示がありました。また、乗船実習中の成績・行動面で特に優れた実習生4名に対し、（公財）海技教育財団より表彰が行われました。修了した実習生はこの後、それぞれの進路へと羽ばたいていきます。
◯　練習船では、この後も、大学及び高等専門学校、海上技術学校の生徒・学生に対する訓練航海が続きます。

【修了式概要】