JMETSがジャカルタ水産工科大学との共同研究に調印
2021年01月25日
~コロナ禍、初のオンライン調印式を実施~
JMETSは、ジャカルタ水産工科大学(インドネシア)と同国の漁船のレーダの装備状況と活用について共同研究を行うことに合意し、令和3年1月15日(金)に調印式を行いました。調印式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、初めてオンラインで実施しました。
◯ JMETSは、他の研究機関等と連携して様々な共同研究を実施しており、また国外での研究発表も多くの実績がありますが、国外の大学との共同研究締結は今回が初めてとなりました。JMETSが掲げる三本の柱のうち「教育」、「訓練」においてはこれまで様々な国際貢献を推進してきましたが、本締結により「研究」における国際貢献を国内外に示すものとなりました。
◯ コロナ禍において初となるオンラインでの調印式では、ジャカルタ水産工科大学のIlham理事が「卓越した技術と経験を持つJMETSとの共同研究により、我が国の水産分野における人材開発、船舶運航技術がより発展することを期待します。長い目で共に関係を築くことを望みます」とスピーチし、JMETS海技大学校の前田潔校長は「末永くパートナーシップを継続していきたい」と決意を述べました。
◯ この共同研究により、同国沿岸を航行する一般商船に対して漁船の実態を周知することで、一般商船および漁船双方の船舶運航の安全が図られることが期待されます。
【JMETS及びジャカルタ水産大学共同研究調印式】
・日 程 令和3年1月15日(金)日本時間8:30~9:30
・実施方法 Zoomを用いたオンライン調印式
・出席者 <海技教育機構(JMETS)>
前田潔海技大学校長 万谷小百合准教授 織田陽一研究・国際担当部長
<ジャカルタ水産工科大学 Jakarta Technical University of Fisheries (JTUF)>
Ilham理事 Bambang Suprakto海洋水産教育センター長 ほか13名
<問い合わせ先>
独立行政法人海技教育機構
上級教育・研究国際部 教育研究課 関、濵田
TEL045-211-7313 Mail:kyouiku-honbu@jmets.ac.jp