JMETS職員がAsia Navigation Conference 2022(ANC2022) “Best Paper Award”を受賞しました
2022年11月21日
2022年(令和4年)11月5日(土)及び11月6日(日)に開催されたAsia Navigation Conference 2022(ANC2022)にて、独立行政法人海技教育機構(JMETS)の職員(海技大学校の齊藤学講師)が栄えあるBest Paper Awardを受賞しました。
ANCは、Japan Institute of Navigation, Korean Institute of Navigation and Port Research, China Institute of navigation の3団体が、航行と港湾に関する経験と知識を共有し研究を推進するため、輪番制による開催国で年1回実施しています。
通算して20回目の開催となる今年は、公益社団法人日本航海学会が主催となり、独立行政法人国立高等専門学校機構の富山高等専門学校(開催校 國枝佳明校長)を会場として、オンライン形式にて実施されました。
【Best Paper Award:最優秀論文賞】
・題 名:Study on Educational Methods to Enhance Non-technical Skills required for the Officers in charge of a Navigational Watch
・著 者:Manabu SAITO (齊藤学)及びTakahiro TAKEMOTO (竹本孝弘)
※共著者である国立大学法人東京海洋大学海事システム工学部門の竹本教授と共に受賞。
・研究内容:航空業界のパイロットに対する教育に既に導入されているノンテクニカルスキルに着目し、衝突海難と操船者のノンテクニカルスキルの相関関係を分析することで、衝突海難防止のために、操船者にさらなる教育・訓練すべきと考える内容をまとめた。
・Best Paper Awardについて:ANC2022にて発表された論文の内、一編のみに与えられる論文賞。
JMETSは、船員の教育・訓練並びに船舶の安全かつ効率的な運航技術の向上等に寄与する研究活動に、今後も継続して取り組んで参ります。
<問い合わせ先>
独立行政法人海技教育機構
研究国際部 研究国際課 川邉、長谷川
TEL045-211-7313 Mail:kenkyu-honbu@jmets.ac.jp