唐津校が、元実習生のご遺族様より、旧日本丸模型を寄贈いただきました。

2023年04月03日

令和5年3月30日（木）、国立唐津海上技術学校校長が、大島商船高等専門学校を昭和35年に卒業された元実習生目原利秋様のご自宅（福岡県）を訪れ、ご遺族様より、目原様が制作された旧日本丸の模型を寄贈いただきました。

模型は木製で、全長が1210mm、高さが600mmと大きなもので、細部まで細かく再現されており、情熱を持って制作されたことがうかがえます。

目原様がご逝去されたことに伴い、ご子息様・ご息女様が模型の引き取り先を母校の大島商船高専に相談したところ、目原様のご自宅から比較的近い唐津校に寄贈いただけることになりました。目原様は生前外航船の機関長をしておられ、ご息女様のお話では、「小さい頃に父がこの模型をとても大事そうに作っていたことを覚えている」とのことでした。

模型を受け取った唐津校の遠藤校長は、御礼の言葉とともに、感謝状を手渡しました。

今回寄贈いただきました旧日本丸模型は、唐津校の生徒が船舶への理解を深められるよう、玄関を入ってすぐの廊下に掲示して有効に活用いたします。