1. トップ
  2. 2023年度
  3. ナブテスコ舶用カンパニー様から電子聴音棒「Kirari MUSE」を寄贈いただきました
Press

ナブテスコ舶用カンパニー様から電子聴音棒「Kirari MUSE」を寄贈いただきました

2024年01月30日

 独立行政法人海技教育機構(JMETS)はこの度、ナブテスコ株式会社舶用カンパニー様より、電子聴音棒「Kirari MUSE(キラリミューズ)」1台を寄贈いただきました。令和6年1月25日(木)、JMETS航海訓練担当理事がナブテスコ株式会社の本社(東京都)を訪れ、感謝状を贈呈しました。

 「Kirari MUSE」は、日本郵船様、MTI様、ナブテスコ様の3社によって開発された電子聴音棒で、機器が発する音をデータとして蓄積し、異常探知やメンテナンスに役立てるものです。従来の金属製聴音棒は、機器の作動音から異常を検知するために使用されてきましたが、異常の見極めには長年の経験が必要であり、また音データの蓄積と共有ができないという課題がありました。「Kirari MUSE」は聴音棒本体、操作デバイス、PCアプリから構成され、作動音データの記録・蓄積・解析が可能であり、データの可視化・共有により、個人の経験値に因ることなく機器故障に対する予防保全を行うことができます。

 この度、寄贈いただいた「Kirari MUSE」はJMETS練習船の機関科教材として活用させて頂きます。従来の聴音棒での経験に加えて「Kirari MUSE」を用いた実習を行い、具体的な波形・音の違いを目に見えて理解することで、効果的な実習訓練につながることが期待できます。
 JMETSは今回いただきました「Kirari MUSE」を、船員教育事業の充実及び強化のため有効に活用させていただきます。

左:ナブテスコ舶用カンパニー水谷社長
右:JMETS渡邊理事         

寄贈いただいた「Kirari MUSE」   
 

お問い合わせ

広報室
電話:045-211-7301(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

このページの先頭へ

Copyright© Japan agency of Maritime Education and Training for Seafarers. All Rights Reserved.