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JMETSにおいて開発途上国船員教育者養成事業の研修を実施しました

2024年12月13日

 JMETS(独立行政法人海技教育機構)は国土交通省より委託を受け、政府開発援助(ODA)の一環としてアジア地域の船員教育者を受入れ、研修を実施しました。
 この研修は、優秀なアジア人船員を養成・確保することが、ASEANの経済発展だけでなく我が国の外航海運の安全性・安定性の向上に必要不可欠であることから、日本商船隊と関係が深いASEAN 3カ国(フィリピン、ベトナム、インドネシア)の船員教育機関の教育者を我が国に受け入れ、船員教育訓練の質の向上を図ることを目的とするものです。
 上級研修ではフィリピン人の研修生5名を受け入れ、また標準研修ではベトナム人の研修生2名及びインドネシア人の研修生2名を受け入れ、座学研修及び乗船研修を実施し、研修生からは所定のカリキュラムを修了した後、「帰国後の自国の教育訓練に大変参考になると感じた」旨の声が聞かれました。
 JMETSでは、今後も国及び国際機関の要請に応え、優秀な船員の育成のため、効果的な教育訓練に取り組んで参ります。

開発途上国船員教育者養成事業に関する研修概要
【上級研修】
 日 時:令和6年 9月25日(水)~同年10月11日(金)(海技大学校での座学研修)
     令和6年10月14日(月)~同年10月21日(月)(青雲丸での乗船研修)
 研修生:フィリピン人 計5名(航海科3名、機関科2名)

【標準研修】
 日 時:令和6年11月12日(火)~同年11月27日(水)(海技大学校での座学研修)
     令和6年11月28日(木)~同年12月4日(月)(青雲丸での乗船研修)
 研修生:ベトナム人 2名、インドネシア人 2名 計4名(航海科2名、機関科2名)

【研修内容】
 [海技大学校]
   最新の海事知識に関する講義
   IMOモデルコース6.09を踏まえた教授評価法の習得
   各種理論及び機器類の取扱 等

 [練習船 青雲丸]
   練習船におけるSTCW条約に基づいた訓練項目の教授評価法の習得
   航海中における訓練指導手法の体得 等

上級研修(座学)

標準研修(座学)

乗船研修

乗船研修

お問い合わせ

企画調整部 研究国際課
電話:045-211-7313(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317

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