「日本丸」が34日間の遠洋航海を終えシンガポールから帰国しました

2025年02月14日

～外地寄港を通じて多くの貴重な経験を積んだ実習生～

　令和7年1月6日(月)神戸港を出港した独立行政法人海技教育機構（JMETS）の練習船「日本丸」は、34日間の遠洋航海を経て、2月8日（土）11：00東京港に帰港しました。
　「日本丸」による外地への遠洋航海で、実習生は天測実習、ECDIS取扱実習、船舶医療実習、シンガポール海峡航路見学などを通して船舶運航技術を習得しました。
　寄港したシンガポールでは、船長及び機関長が在シンガポール日本国大使館を表敬訪問したほか、船長主催のレセプションを開催しました。また、実習生達はPSA MARINE（シンガポール港湾運営会社）を見学し、シンガポール港の水先制度をはじめとする、同国の港湾関連事業についての知見を得ることができました。
　遠洋航海中、SNS等からいただいた皆さまの温かい励ましに御礼申し上げます。

【日本丸遠洋航海概要】
乗組員：船長、機関長ほか47名
実習生：富山高等専門学校18名（5名）
　　　　鳥羽商船高等専門学校18名（2名）
　　　　大島商船高等専門学校21名（6名）
　　　　広島商船高等専門学校18名（6名）
　　　　弓削商船高等専門学校18名（3名）計93名　　　　　　
　　　　※（　）は、女子実習生の内数

　　　　天測実習の様子　　　　　

　　　
【日本丸概要】
　　総トン数：2,570トン　　
　　全長：110.09m　
　　航海速力：13.20ノット　　　
　　進水日：1984年2月15日

　「マリーナベイ・サンズ」を背景に
　　　シンガポール港に投錨

【航海スケジュール】
　　1月 6日（月）14：00　神戸港発
　　1月19日（日）10：30　シンガポール着
　　1月23日（木）10：00　シンガポール発
　　2月 8日（土）11：00　東京港着