JMETS練習船青雲丸で運航実務研修を実施しました

2018年10月10日

JMETS（独立行政法人海技教育機構）は9月13日（木）～9月20日（木）、練習船青雲丸において、主に海事関係業務に携わる官公庁職員等を対象に行う「運航実務研修」を実施し、国土交通省の各地方運輸局等の職員が受講しました。

【運航実務研修概要】
日　　時：9月13日（木）～9月20日（木）
場　　所：横浜港～東京港航海中の青雲丸
参加者：国土交通省各地方運輸局等の職員
（運航労務監理官･船舶検査官･外国船舶監督官）14名
実施内容：船舶がふくそうする海域における航海当直の実態
　　　　　非常時に備えて実施する各種操練
　　　　　各種作業時の安全対策と保護具　　
機関操作に関する操練　など


本研修には、「航海を伴う研修」と「停泊中の研修」との二種類があり、今回は13日に横浜港を出港して20日に東京港にて下船するまでの1週間の、航海を伴う研修が行われました。
研修の最後には、研修生である国土交通省職員から乗船実習中の神戸大学の実習生に対して普段実施している業務（船舶検査等）の紹介が行われ、実習生からは多くの質問が寄せられました。神戸大学の実習生は自身の所属学部が将来幅広い分野で活躍できる可能性を持っていることを改めて感じていたようでした。
今回研修を受けた研修生からは「運航現場を初めて間近に見ることができ、船員に関する理解が深まった」、「練習船乗船は貴重な研修の機会。今後も是非、継続して実施していただきたい」などの感想が寄せられました。
JMETSでは、今後も運航実務研修を継続して行い、船員教育の理解の促進、及び船舶運航知識・技術の普及に尽力して参ります。