海技教育機構と東京海洋大学が基本協定を締結

2019年06月04日

～海洋科学技術分野における包括的連携推進のため～

独立行政法人海技教育機構（JMETS）と国立大学法人東京海洋大学（TUMSAT）は、令和元年6月3日（月）、「海洋科学技術分野における包括的連携推進のための基本協定」を締結し、調印式を行いました。この協定により、両機関の人材の交流及び共同研究に関する連携が強化され、さらなる海技教育の発展が期待されます。

左：野崎理事長 右：竹内学長

【基本協定調印式】
日 時：令和元年 6 月 3 日（月）11：00
場 所：東京海洋大学 楽水会館二階 特別会議室
出席者：
海技教育機構 野崎哲一理事長（締結者）他3名
東京海洋大学 竹内俊郎学長（締結者）他4名

【基本協定概要】
目 的：海洋科学技術分野における教育ならびに研究において、両機関の研究開発能力及び人材等を活かした連携・協力を、より一層効果的・効率的に推進する。
内 容：
（1）研究及び教育に関すること。
（2）共同研究による研究開発と応用に関すること。
（3）人材の交流及び養成に関すること。
（4）施設の利用に関すること。
（5）情報交換その他本協定の目的を達成するために必要と認めること。
協議会：上記の連携・協力を円滑に行うために、大学と機構がそれぞれに選出した委員による連携協議会を設け、実施内容等に関して必要な事項を取り決める。

両機関は旧東京商船大学と旧航海訓練所・旧海技大学校の時代から密接な連携を図ってまいりましたが、この締結により、2009 年に東京海洋大学と旧海技大学校、旧航海訓練所の間でそれぞれに締結された「技術研究交流に関する協定書」は廃止されます。