「帆船実習の再開」について

2019年12月20日

独立行政法人海技教育機構は、平成30年4月2日練習船日本丸において発生した実習生転落事故直後から、帆船2隻（日本丸、海王丸）におけるマスト登りを伴う訓練を全て中止しておりました。
その後、平成31年2月28日に、国土交通省運輸安全委員会から本件事故に係る船舶事故調査報告書が公表され、再発防止策について指摘がありました。
また、外部有識者で組織した「日本丸事故再発防止対策検討委員会」からも報告書（平成31年3月29日）として、必要な安全対策について提言を受けました。

当機構は、これら指摘及び提言の全てについて再発防止策を検討・施行し、最終的に講じた再発防止対策の有効性について、外部有識者からなる「帆走訓練安全対策検証委員会」にて検証の結果、承認を得ましたので帆船実習を再開することといたします。

職員一同、同様の事故を二度と起こさないという強い決意のもと安全第一に優秀な日本人船員養成を行ってまいります。

• 帆船実習の再開について (PDF形式：91KB)
• 検討体制及び再発防止対策一覧 (PDF形式：319KB)
• 補足資料 (PDF形式：1715KB)