第9回海技教育機構研究発表会 及び MEGURI2040・船員スキル定量化事業成果報告会を開催します
2022年11月24日
独立行政法人海技教育機構(JMETS)は、令和4年12月12日(月)~12月23日(金)、第9回海技教育機構研究発表会及びMEGURI2040・船員スキル定量化事業成果報告会の2つを合同開催します。これらの会については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、昨年度に引き続き、Webによるオンデマンド配信※での実施とし、参加いただける皆様の利便性も確保しつつ日頃の研究成果を発表します。
JMETSでは、陸上の研究施設である海技大学校と海上の練習船において、それぞれの特徴を活かしながら、船舶の安全運航、効率的な運航技術の向上、船員教育の質の向上等に寄与するための研究活動を実施しており、その成果を発表する場として、研究発表会を開催しています。また、今年は、公益財団法人日本財団助成による「MEGURI2040 無人運航船の安全性評価等事業」のうち「船員スキル定量化事業」についての成果報告会もあわせて開催します。
これらの2つの発表会については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、対面方式とはせずに、かつ、参加いただける皆様の利便性を確保できる方式として、Webによる事前申込制のオンデマンド配信※により実施することとしました。
※オンデマンド配信は、開催期間中、Webページ上において発表映像を、申込者に限って公開する方式であり、申込者が見たいときに映像を視聴できるものです。
【第9回海技教育機構研究発表会 及び MEGURI2040・船員スキル定量化事業成果報告会について】
・開催日程
令和4年12月12日(月)10:00~12月23日(金)15:00
(事前申込期間:令和4年12月1日(木)10:00~12月23日(金)14:00)
・申込方法及び視聴方法(参加費無料)
視聴方法はJMETSのHPからの事前申込制(参加費無料)とし、発行されたID、パスワードを、これら2つの発表会の専用HPページに入力後、講演動画を視聴いただくことができます。
詳細は、第9回研究発表会をご確認ください。
なお、第9回海技教育機構研究発表会を申込いただければ合同開催致しますMEGURI2040・船員スキル定量化事業成果報告会も同様のID、パスワードでご視聴いただけます。
・第9回海技教育機構研究発表の講演内容
<特別講演>
1.主題:船舶自律化システムにおける行動計画策定機能の開発と課題
副題:日本財団助成プログラム「MEGURI 2040」DFFASコンソーシアムにおける取組み
株式会社日本海洋科学 運航技術グループ 自動運航船チーム チーム長 髙橋 英次 氏
2.主題:EVタンカー「あさひ」EV船の優位性と今後の見通し
旭タンカー株式会社 経営企画部 新規事業チームリーダー 兼
EV船プロジェクトチームリーダー 澤田 真 氏
<JMETS職員による一般講演>
「退船における乗船者の脱出に関する基礎的研究」、
「機関室で発生する不具合の調査分析 自律運航船への課題」 など 18件(予定)
・MEGURI2040・船員スキル定量化事業成果報告会の講演内容
<基調講演>
「安全運航のためのヒューマンファクター —見張りと視機能—」
Human Factors for Safe Navigation - Lookout and Visual Perception -」
神戸大学名誉教授/大島商船高等専門学校 校長 古莊雅生 氏
<講演>
「生体情報を用いた船員スキル定量化手法構築と避航操船スキルの定量化」
「海技大学校における船員スキル定量化実験について」
「機能共鳴分析手法を用いた熟練船長・航海士の成功要因分析」
「船員スキル定量化のための操船リスク認知プロセスの分析」
- 第9回独立行政法人海技教育機構研究発表会 (PDF形式:676KB)
お問い合わせ
企画調整部 研究国際課
電話:045-212-7317(平日9:00~17:00) FAX:045-211-7317