宮古校体育館ネーミングライツ事業に関する契約調印式を実施しました

2025年12月18日

　2025年12月16日（火）、独立行政法人海技教育機構（JMETS）は、国立宮古海上技術短期大学校(宮古校)体育館のネーミング事業について、命名権者の興和海運株式会社と契約調印式を実施しました。本契約により、2026年4月1日から、宮古校体育館は「興和海運マリンホール」の愛称が付されることとなります。

　JMETS本部（横浜市）で行われた調印式では、JMETS理事長の田島より「この愛称の『マリン』には、海および海運への敬意と安全文化、『ホール』には、誰もが集える開かれた場であってほしいという願いが込められ、興和海運株式会社様の人材育成および地域連携に対する志を象徴するものと伺っています。JMETSでは、本事業を契機として、今後も優秀な船員の養成に資する取り組みを継続してまいります。」と挨拶をいたしました。

　それを受けて興和海運株式会社 湯村代表取締役からは、「宮古校は、東北の海技教育を牽引してこられた重要な教育機関であり、当社においても多くの卒業生が安全運航の最前線で活躍しています。本事業の参画は、単に企業名を冠することだけではなく、海事産業の未来を担う若い世代を応援したい、JMETSの皆様と共に人材を育てていきたいという思いを形にしたものです。また、学生の皆さんや船員を志していない若い層にも、船員という職業に関心や誇りを持っていただき、未来へ踏み出す一歩となるきっかけとなっていただきたい。」と挨拶をいただきました。